(ファンタジー探訪:ホテル編)北海道ローカルなビジネスホテル:ニュー・バジェット

 〇北海道の雄大さ

 北海道に来るときは時々このホテルを利用する。東京は秋と言ってもまだ暑いくらいだが千歳空港を降りるとそこには寒さが染み込んでくる。そして4時になるともう街は暗くなる。東京より季節が1か月は先に進んでいるようだ。

 

 そして、札幌の目的地にむかうのだが、いつもながら北海道の自然の雄大さに感銘を受ける。自然とは本来、そういうものだが都会では味わえない自然の雄大さに直面すると、ただ感動するばかりである。東北も雄大だが北海道は日本的と言うより大陸的な雄大さを兼ね備えた魅力がある。

ニュー・バジェットHPより

 

〇部屋

 そうしているうちに札幌の街並みに入り込み札幌駅に到着する。ここからは徒歩で本日の宿泊場所であるニュー・バジェットに向かう。

ニュー・バジェットも御多分にもれないビジネスホテル。このホテルは札幌と室蘭だけのローカルなビジネスホテルだ。部屋の内装は東横インやアパホテルなどとほとんど変わらない。受付のロビーもコンパクトでロビーの脇に朝食スペースがあり、そんなスペースの使い方も似ている。でも浴槽は経年劣化の補修がない。値段が安いのだからこの辺は致し方ない。

 

GOTOキャンペーン

ちょうど、国が第二回目のGOTOキャンペーンを展開していたので、宿泊料金が従来の40%OFFと一泊3000円台で宿泊することができた。さらに一泊3000円の金券(クーポン)も配られた。一応、コロナワクチンを3回打った人が対象だ。今回は相当お得な滞在となった。前回のキャンペーンでは、確か宿泊料金は同程度の割引で、金券は2000円程度のような気がした。私はこの6千円で北海道特産の食料品を購入した。このようにして、お金を回すという点では地方にとって良い制度なのだろう。しかし、インフレは商品価格に間違いなく反映されていて、購入できる商品数は思ったより少なかった。どうも政府が発表する数値より体感するインフレは高いようである。

 

ニュー・バジェットHPより

〇軽朝食

 ビジネスホテルには、軽朝食をだすところも少なくない。このホテルも御多分に漏れず軽朝食ということでパンとコーヒーと即席のスープを提供してくれた。野菜がないのが寂しいでが、一応無料サービスということなので何にも言えない。

 クロワッサンは軽く甘みがあり、2個まではそのまま、残り2個はコーヒー用の砂糖をまぶして食べた。それ以外にカレーパンを2個食べ、甘いパンを2個食べた。あとは、コーンスープ、コンソメスープをそれぞれ2杯飲み、オレンジジュースとコーヒーをそれぞれ2杯飲んだらお腹が一杯になった。健康的な食事はないが、たまにということで食べきった。

言葉には出さないが、ホテルから見るとこういう客が一番いやなような気がする。

でも、私は気にせずそのまま部屋に戻り、身支度をしてチェックアウトした。






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