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(ファンタジー探訪:ホテル編)JR東海ツアーズのパックツアーで楽しむ:チサンホテル名古屋

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  JR東海ツアーズを利用して、名古屋まで出向いた。この旅行パックは非常にお得で、東京から名古屋までの新幹線代金をやや超える程度でホテルの手配まで出来てしまう。何ともお得にパックである。   〇新幹線のひととき    新幹線は「ぷらっとこだま」を使った。このパターンだと片道ごとにジュース引換券が付いてくる。私は新幹線に乗る前に、キオスクでコーラと引き換えた。そして、新幹線ホームで何気にタブレットでネット記事を読んで、新幹線に乗ったとも続けてその記事の続きを読む。一息つくと、「かっぱえびせん」と「かりんとう」を つまみに コーラを飲む。そして耳元では大好きなSmooth Jazzの心地よい音色が囁いてくれる。こういった時間に幸せというか不思議な充足感を感じてしまう。なんとも極楽なひと時だ。   〇チサンホテルの口コミと実際  そうこうしていると名古屋駅に着く。チサンホテルは太閤口から4分。そういう面では立地は良い。そもそもチサンホテルという名前は聞いたことがある。しかし、宿泊するのは今回が初めてだ。この名古屋のホテルに対するネットの口コミを読むと手厳しいコメントもちらほらだ。しかし、過去の経験では実際に泊まってみるとそんなにひどくなく、むしろ高評価与えたくなることもすくなくない。  今回はどうだろう。実際に、ホテルに入ってみると外観はデザイナーホテルを感じさせるものでちょっと期待ができる。しかし、フロントは少し古臭さかった、ホームページには豊富なアメニティを謳っていたがあるのは歯ブラシと3品程度。 そして部屋に向かう、一見、デザイナーホテルのようにカラフルな色彩のドアが並ぶのだが、どうも古臭さはぬぐい取れなかった。  部屋に入るとやはり狭い。10㎡の狭い部屋であるが、空間が横長いためさらに狭く感じた、今回は口コミと今回の実感はほぼ同じようだ。 時計を見ると夕方の6時30分。夕食は、近くのかつ定食を食べた。美味しかった。   〇ホテルの時間  本来ならここからホテルの空間での幻想的な気分に浸ろうと、部屋に戻って浴槽に入る。浴槽も狭かったが、浴槽の中で一人の世界に籠ってネットサーフィンをするのが何よりもの楽しみである。幻想的な時間とはかけ離れているが、お湯に浸る解放感と自分の好きな情報と戯れる楽しさは何者にも代えられない。気が付くと

(ファンタジー探訪:空港/飛行機編)夜間飛行機の窓から眺める夜景のファンタジー

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飛行機は昼間に乗るより夜のほうが、気持ちが良い。海外に行くときも大体夕方に出発し夜遅く現地に着くことが多かった。そのせいなのか夜の飛行機にいると不思議な気分に誘いこまれる。不思議な満足感というか不思議ファンタジアというか。   正直、国内便ならプレミアムクラスだと最高な気分になれるのでしょう。お酒と美味しい料理。そしてちょっとしたほろ酔い気分。そして機内の何ともいえない雰囲気、窓からの夜空の眺め。それは何者にも変えられない極楽感な気分にさせてくれます。   そんな気分に浸りながら飛行機はANA便で千歳空港から羽田空港に向います。グループ出張の場合、一人になる時間が少ないのですが、やっと一人で帰りの便に乗った時、私は全てを忘れて飛行機内の時間を楽しみます。    そうしている内に次第に飛行機の窓から街明かりが見えてきます。その光景が非常にファンタジーな気分にさせます。イヤフォンから流れるJAZZと相まって天空を彷徨っているような気分になりました。このような感触は、新幹線など他の乗り物では得られません。飛行機、それもジャンボ機だから得られる快感です。    夜の飛行機便に乗る場合には、搭乗前にビールを飲んでほろ酔い気分でのると、さらに倍増して気持ちが良くなるかもしれません。飛行機に乗るときに楽しみ方を一つ覚えました。  

(音楽で旅を味わう)インテリでアダルト感漂う青年の都会生活を描写 「Realism」

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インテリ感漂う眼鏡が似合う青年の日常。これがアルバムで描かれるイメージである。今でいうタワーマンションの最上階に住んでいるようなセレブ感。そして医学生なのか、何かの研究に打ち込む大学院生なのか、それとも知的な職業についている社会人なのか。この崎谷健次郎の「Realism」は、ある意味、インテリチックなセレブ感を漂う日常生活を堪能できる貴重な作品でもある。  そして、昔前ならムード歌謡に属するのであろう甘いメロディは、80年代後半に米国で流行したアダルトでムーディーなR&Bソウルの流れを汲んでいる。この雰囲気がハイササエティな高級感を醸し出し、このようなAORを好む人にとってはまさに圧巻の作品になるだろう。 〇ハイソサエティな小説感  これを小説感にすると、僕は東京大学法学部3年生。今は親が投資用に所有しているタワーマンションの最上階に一人で住んでいる。将来は、世界をまたがる弁護士を目指そうかと司法試験の準備をしている。彼女は、聖心女子大の同級生。お父さんは会社の社長という生粋のお嬢様で普通の人とはちょっとズレたところがある。趣味は絵を描くことと美術館巡り。僕も幻想的な絵を描くのが好きなので、僕のアトリエで二人一緒に絵を描いて過ごすこともすくなくない。疲れたら、銀座のオープンテラスなカフェで二人それぞれの世界に入り込んでいる。僕は最近、幻想的な絵が高じて、チベットへの長期旅行を計画している。彼女にその計画を話したら一緒に行ってくれるかな~・    こんな感じでしょう。こんな作品はどう見てもバブル時代たからこそ描けた情景である。小説にしたら楽しいが、ハイサソエティ過ぎて大衆音楽にはなじめない。だからこのアルバムもスマッシュヒットにとどまった。そういった意味では、楽曲の質の高さをよそに、知る人ぞ知る作品にとどまっている。 〇アジアの富裕層の日常への転換  インテリでそれなりの富裕層を志向しそうな人には打ってつけの作品である。ただ、この浮世離れな雰囲気に自身を投影するには、自身も浮世離れした環境に身を置ける必要がある。そんな境遇な人は、日本にどれだけいるのか。平等国家日本では数えるくらいしかいない。それより、中国や東南アジアの富裕層なら。このような浮世離れな富裕層は少なくない。上記小説もタイの富裕層の日本留学に置き換えたほうが今となってはしっくりいく。 〇才能の開花