(ファンタジー探訪:ホテル編)「フランスの香り」を味わう:メルキュールホテル銀座

 「フランスの香り」そんな気分をこのホテルでは味わいたかった。そして、立地は銀座。本来なら銀座の街を堪能しながらのホテル籠りとしたいところですが、コロナ禍もあってそれは中断。

非常に残念ですが、デルタ株はどこでどう感染するかわかりません。ワクチンを打っていないので街をうろつくのもおぼつきません。


1.寿司屋でランチ

 とは、いってもチェックイン前のひと時を銀座で味わいたい。それもあって、ランチを寿司!と豪勢に決め込みます。寿司屋は、昔ながらの寿司屋が狙いめです。そういう店は値段以上のネタを用意してくれます。具材も店主のどんぶり勘定。特にランチは昨日の余りなのか特上のネタが出てくることも!。そういった期待を込めて寿司屋を探します。そして寿司屋を見つけました。

値段もちらし寿司が1,5人前で1100円。なんかお得そう!です。

ということでこの寿司屋に入ります。中は非常に狭くるしいくらい狭かったです。壁には、泉谷しげるのサインがあり、この店の常連なんでしょう。

なんてたって、ここは銀座です。芸能人の一人二人は立ち寄るでしょう。

そしてちらし寿司が来ました。1,5人前といっても、ネタが1,5人前で、ご飯は一人前なのでしょうがちょっと少なめでした。

具材はおわん一杯に持ってあります。グルメな人にはたまらないですが、がっつり食べたい人にはちょっと物足りない感じでした。

 でも、だめですね。コロナ禍もあるので、こういう喚起の悪く、狭い(おそらく10畳位の広さの店内に4人の客がいいます。これではゆっくり食べることをためらってしまいます。

そのため、食べるのが少し早くなり、せっかくの極上ネタを堪能できずじまいです。ちょっと不安という気持ちが先行してしまいました。ちょっともったいない気分です。

2.チェックイン

 寿司を食べ終えたら、目的地であるメルキュールホテルに直行です。実際に行ってみるとホテルというよりどこかのビジネス用ビルみたい建物。

もしかしたら、ホテルの開業する前はどこかのオフィスだったでは?と思ってしまいます。

そうはいっても、さすがにおしゃれな入口。やはりフランス資本でなければ味わえないようなデザインです。そういった洗練さがどことなく銀座と重なります。

おしゃれなエレベーターで2階の受付に移動し、チェックインをします。受付のスペースは狭いのですが、ここは銀座です。

その点は割り引かなくてはなりません。それでも受付すらフランスの匂い。

近くにはフランスを紹介する書類もありました。

時間は1時過ぎ、チェックイン前ですが、部屋に入れるようです。ラッキー!

そして部屋に直行します。私は泊まる部屋は8階です。部屋に続く通路もフランス風情が感じられます。異国情緒を感じます。

3.部屋を堪能

 受付は狭かったのですが、部屋はしっかりとした間取りです。変にせまいなんてことはありません。そして、部屋も、フランス風(自分が勝手に思っているだけ)部屋で、これはこれで満足。

窓からの眺めは残念ながら商業用ビルに囲まれています。。。


 私は、ポットを沸かして備え付けのコーヒーを飲みなます。このひと時が何とも言えません。そして、ホテル内のwifiを使って軽くネットサーフィンを1時間ほどします。

 ちょっと目が疲れたので入浴することにします。ユニットバスがなんと銀座いや日本を意識しているのか、ちょっと和風のデザイン。まさに訪日客を対象としたデザインでもあるのでしょう。外国人にとっては、和を感じさせる間取りはたまらない気持ちになるでしょう。

4.内省化した時間

夜になるとシックな内装が際立ってきます。このホテルは昼より夜のほうが居心地の良さが増します。ちょっとした高級ホテルです。

 それと、なんといっても銀座に雰囲気が部屋にまで充満しているようで、その心地よさは格別です。地方都市だと街の寂しさがホテルの中まで浸透してきます。コロナがなければ、どこか外のバーにでも行きたい気持ちにすらなります。


私は、スマホからJAZZを流し、内省化した世界に入り込みます。この感覚、強いて言えば、空港にいるのと同じような高揚感がそこにはあります。これこそホテルライフです。


 そして、自分の趣味の世界にひたすら入り込みます。これが、私にとって何ものにも代えられない極上の時間です。コーヒーやお菓子を食べながら、自分の好きな世界を堪能しまくる。。。。。。

 そんな中、Youtubeで植木等の無責任男などの動画をみます。日本が青春だった時代です。植木等も非常にエネルギッシュです。それをいくつか見ていると今度は。「清里」の現在みたいな動画にぶつかります。かつては夢の世界のような場所だったのが今となっては、まるで12時を過ぎたシンデレラのように全てが魔法が消えたような状態になっています。

 「物事の流行り廃りの移ろい」を感じるようです。バブルのころは、ここの不動産はどれだけの値段をしたのだろう。恐らくですが、今となっては二束三文だと思います。当然ですが、銀座の土地は、永遠です。そう簡単に値崩れはしません。こういう動画を観ていると不動産投資の難しさと慎重さを考えさせられます。不動産が土地本来の魅力を装飾すればどこまでも高くなる。しかし、その装飾が亡くなれば二束三文。

うーん。と考え込んでしまいます。


そんなこんなしていると時間は11時を過ぎて、眠たくなってきました。うとうと眠りにつきます。本当に時間が早く過ぎて困ります。眠るのが惜しいのですが、眠気がきて睡眠。





5.目覚めと朝食

 次の日は、5時半ごろに起きました。私の場合、大抵、こういったホテルでは睡眠不足になります。でも朝の目覚は本当に気持ちが良いのです。そして、お得意の朝の入浴。半分目をつぶりながら入浴する時間は何といえない気持ちよさです。


7時ごろになりました。朝食会場に向かいます。会場もさりげなく、おしゃれですがビルの内装にはかないません。解放感はありません。


朝食は、ブッフェタイプを予約したのですが、コロナ禍もあり、洋食、和食、オムライスのセットメニューに切替わりました。私は、和食を選びます。

ホテル側もブッフェが出来ないことを考慮しているのか、かなりのボリュームセットメニューです。

正直、お腹いっぱいになりました。

その他、パンも「フランス直送とのことです。それはそれで堪能しました。


チェックアウト前のひと時 

ご飯を食べた後は、11時までゆっくりとして、チェックアウトしました。

メルキュールホテルは、ホテル籠り以外に銀座を堪能するという目的でもアリだと思います。異国情緒を感じるので、ちょっとしたミニ外国を感じられるのでは、コロナ禍がなければ外国人客で一杯になっているのでしょうが。


次回は、2泊くらいして、昼間は銀座を堪能して、そして夜はホテルを堪能する。そんな事もよさそうです。

そして、太宰治で有名なルパンなどにも行って 

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