(ファンタジー探訪:ホテル編)訪日向けスタイリッシュなビジネスホテルJRINN 札幌

〇JRINN札幌

 今回は、このため特別料金(4500円)で宿泊することができるJRINN札幌を選びました。このホテルは、実をいうと2回目です。2回目ということは、前回の宿泊に満足したという裏返しです。狭いですが、スタイリッシュです。多少グレードの高いホテルでも築年数が古いと設備の傷みが気にかかります。グレードが下がっても新しいホテルなら、設備の傷みを気にすることはありません。やはり新しい建物は気持ちが良いです。そんなJRINN札幌の宿泊記です。

ホテルまでの道のり

 札幌駅近くという立地ですが、私は迷ってしまいました。前回は真冬の札幌は夕方でも真っ暗。そのため、どういったルートで着いたかの記憶がないのです。
 私はこういった事には細やかな準備はしません。ネットでお得な値段で泊まれるホテルを探して、後は地図を持ってホテルに向かうだけ。その地図も粗かったりするとこうなります。完全にアナログです。
 今回も地図と建物のリンクはできず、何回もグルグルして、近くにある別のJRINNに寄って、そこの受付の案内を受けてやっとたどり着くことができました。

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ホテルの雰囲気

 新築のホテルなので、エレベータ、そして廊下もきれいです。気持ちがいいです。そして部屋に入ります。部屋の内装や間取りは、本当にスタイリッシュです。前回初めて宿泊しましたが、メルキュールホテルと似た雰囲気を感じました。
 東横インのようなビジネスホテルとは一線を画しています。そして日本のビジネスホテルには珍しくバスタブがありません。洗面器はベッドの横に配置され、洗面器から部屋が見渡せる造り。トイレとシャワーは別々にしています。
 どう見ても訪日外国人をターゲットにしたスタイリッシュな居心地が良さを醸し出しています。そうなると私にとって極上のホテル籠りが楽しめます。私はこれを目当てに夕方5時頃にはホテルに着きました。これから明日の8時までゆっくりホテル籠りを堪能します。
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ホテル籠り

部屋に入って、初めにメールをチェック。その対応に追われている間にあっという間に1時間。結構時間が過ぎてしまいます。それでも気持ちは快適そのもの。
 その後、仕事の疲れを癒すように入浴に勤しむのですが、バスタブがありません。のこのため、大衆浴場に向かいます。コロナ感染の不安もよぎりますが、マスクを着けたまま入浴。たが、中には私の以外に一人しか入浴者がいなかったので、心行くまでゆったりと湯船に浸かることができました。非常に気持ちよかったです。
 その後は、部屋に入って食事。私はいつものようにカップ焼きソバとおにぎりで済ませます。本当に質素なくらい質素です。それでも極上の満足感が得られます。ふと、窓からの景色を眺めていると札幌の夏は白夜のようで7時過ぎでも暗くなりません。しかし、冬はその逆に暗い時間が長いのです。そんな暗さが身にします。

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ラウンジで内省された世界へ

 食事を楽しんだあとは、2階にあるラウンジに行って食事後のひと時を楽しみます。ここもいい空間です。初めにコーヒーマシンでコーヒーをいただきます。なかなかおいしいコーヒーで、コーヒーを飲みながらボーっとします。
 その後、棚にある本を見回します。どうも鉄道関連と北海道関連の書籍がほとんどです。やはりJR系列です。日経新聞もありましたが読む気にもなりません。代わりにドラえもんの0巻がありましたので、私はそれを読みました。藤子・F・不二雄にとってもドラえもんがどの程度の成功作品になるかわからない構想段階の作品なので、1巻以降の展開と異なる設定もあり、生前ならなかなか発表できるものではありません。
 私は、このようなのんびりした時間をこよなく愛します。多くの人は、ススキノやおいしい料理、そしてサッポロビールといったことに喜びを求めると思いますが、私はこういった内省化した世界を好みます。これにJAZZがあれば申し分ありません。
 
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部屋でゆったりと気の向くままに

 部屋に戻った後は、テレビを見ながら投資家としての投資情報などの調べ物や何気ないネットサーフィンに勤しみます。実際、それだけで9時になるので、時間が経つのが早く感じます。
 でも、旅行中にコロナにかかりやすいもの。体力はキープしなくてはいけません。次の日は、結構体力を使う用事がありますので、早めに睡眠を取りたいところ。そしているうちにうとうとして寝ていました。
 しかし、私は出張すると眠りが浅くなります。これが禍して朝3時ごろに目が覚めて眠れませんしょうがないので、普段なら早朝の入浴をして、バスタブでうとうとするそんな楽しみを味わうのですが、バスタブはありません。ゆっくりとシャワーを浴びて快適な気持ちにさせます。こういうところがなんか不便です。
 シャワーを浴び終えるとベッドに戻って、今度はニュヨーク相場との睨めっこ。特定銘柄に対して30秒か1分ごとに更新ボタンを押しまくって株価の動きをウォッチします。不思議とそれだけで30分過ぎるような過ぎないような。さらにウオッチした銘柄の関連情報をネットサーフィンします。
 そうしているうちに、夏なら4時頃に空が明るくなってきますが、冬はチェックアウトギリギリまで暗いもの。そんな北国の早朝も気持ちが良いものです。つくづく単純極まりない人です私は。
 その後、NHKの海外放送を見ながらのんびりとしているうちに6時近くなり、朝食準備。いつもならホテルの朝食会場に向かって、ホテルの料理を満喫するのですが、バイキング形式でなかったので今回もパス。サンドイッチだけで700円は高いので札幌ですからカップの味噌ラーメンを食べて疑似満足。(その日の昼もラーメン村での味噌ラーメンです。札幌の味噌ラーメンは美味しいです)。そして有機パン、トマトジュース、わかめスープ、そしてコーヒーと進みます。結構、ブッフェです。
 そのあと30分程度パソコンに向かって、テレビを見ながら時間に終われるように身支度をして8時過ぎにチェックアウトしました。
 

JRINN札幌の感想

 いや~、綺麗でスタイリッシュな空間にいるとそれだけで心が満たされます。正直、ホテルは新築が一番です。
 多少グレードの高いホテルでも築年数が古いと設備の傷みが気にかかります。グレードが下がっても新しいホテルなら、設備の傷みを気にすることはありません。やはり新しい建物は気持ちが良いです。
 今回も、もう少しのんびりしたかったのですがタイムアウト。とても充実した時間を過ごして仕事場に直行しました。この分だとまた泊まる可能性があります。ただ、宿泊料金との相談にはなりますが。

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