(ファンタジー探訪:ホテル編)北欧の香りをコンセプトにした上品なホテル 札幌FORZA

 

コロナ禍による旅行制限で、どのホテルも通常より安い宿泊料金を設定した。私が選んだホテルはFORZA(フォルザ)。通常なら7~8千円の宿泊料金が、新装開店特典と第一回目のGOTOキャンペーンのおかげで、なんと2千6百円!信じられない程の特別価格で、これを選ばないわけがない。このホテルは新築、スタイリッシュ、おしゃれなイメージ。憩いの一時を楽しめそうだ。

 当日は、ホテルを少しでも長く堪能しようと午前半休を取り、ホテルには夕方5時前にチェックインした。ホテルのエントランスを見渡す。写真の通り、特別価格とは言え2千6百円で泊まれるホテルではない。エントランスや受付もイメージ通り北欧の雰囲気が漂っていた。こりゃ。ラッキーという感じ。東京なら、どんなに安くても宿泊料金が1万円以上でないと、このような優雅なエントランスのホテルには泊まれない。
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エントランスの左側には、コーヒーマシンがあった。それが24時間無料とのこと。当然だが、私はこういったドリンクを遠慮なくいただく。私はコーヒーマシンに向かいカフェモカとコーヒーを注ぎこむ。そして朝まで双方をそれぞれ3杯ほどいただく。とても美味しかった!また、ワイン1杯無料の特典で、ちょっとした酔いを楽しんだ。
 
その後、部屋に向かった。部屋も想像以上の綺麗さだった。ホテルの窓から札幌駅方向の景色を眺めた。東京や大阪と比べ、駅の近くにそびえ建つ大企業のビル群は、かつての高度成長期から時間の止まった過去の栄光の残像のように思えた。そんな光景を垣間見ると、この都市は訪日の観光客を取り込むことでしか未来は描けないのかもしれないという予感がよぎった。このホテルもそれを見込んで、西洋系の若いカップル向けにカジュアルで値段が張らず、でもデザイン性を兼ね備えたのであろう。
そんな想いに更けながら、会社パソコンを立ち上げ、メールをチェックし、関係者に電話を掛けるなどの仕事を2時間ほどした。出張の宿命であるホテル内ワークだ。それがひと段落すると夕食に入るが、私はカップラーメンとクリームパンと即席の味噌汁で済ませた。
一般的な旅行記なら、ススキノに行って楽しむとか、おいしいカニ料理などを堪能する記事(一応補足で、仕事のランチでおいしい味噌ラーメンは堪能した。)を掲載するが、私はホテルで快適な空間が得られるのなら、ひたすら内省された世界に閉じ籠ってしまう。

夕食後は、ゆったりと入浴に勤しむ。浴槽とトイレが別々。なんとおしゃれなシャワーで体の部位ごとに浴びる機能性も備えていた。使い方を変えればマッサージ利用もできそうな感じ。当然、私は旅の疲れを癒すために部位ごとにシャワーを浴びまくり、リフレッシュをした。それが終わると本やスマホを見ながらゆっくり入浴で長湯を楽しむ。そうしていると、あっという間に10時近くなる。その後は、備え付けのテレビのyou tubeでルパン三世をかけ流す。そうしているうちに睡魔が襲って眠りについた。

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朝はいつもより早めに起きて、再度入浴。朝の入浴は本当に気持ちが良く。早朝の静けさと相まって、なにものにも変えられない幸福感に浸れる。いつもならその後に、ホテルブッフェを堪能するのだが、その時はコロナ禍もありブッフェは中止とのこと。このため、持ち込んでいたコーンフレークを朝食にする。そうこうしているうちに時計は8時を廻り、チェックアウトの時間。非常に名残おしい。身支度を速やかに済ませ、フロントでチェックアウトした。

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