(旅行スタイル)東京を観光地に見立てて楽しむ!

〇バラェティに富んだ街

 日本でどこに住みたいか? 残念ながらそんな問いに私は東京とその郊外以外に住みたくありません。それが大阪なら、大阪とその近郊と答えるでしょう。何故って? 東京ほどバラェティに富んで全てのものが揃っている場所はほかにありません。ここでは私流の楽しみ方を二つ選んでみます。

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〇一生分の散策量

 山手線沿線を例にとっても、新宿、東京、秋葉原、上野、渋谷、品川と駅ごとにそれぞれのカラーがあり、それぞれが一つの独立した都市のようなものです。そんな街群の雰囲気を堪能しながら散策に勤しんだらそれだけでも膨大な時間になります。さらに、地下鉄や郊外の私鉄沿線まで拡げれば、数年がかりでも足りないくらいで、郊外の神奈川、埼玉、千葉の一部を含めたら、一生分の散策ぶんにすらなります。

〇散策の楽しみ方

私は物思いにふけながら散策するのが好きです。商店街、工場、オフィス向け雑居ビルなどから発する街の匂いを嗅いで、ドラマや映画の聖地巡りのように物語のワンシーンを描きながら人々の息遣いや住人像を想像する。豪華なマンションや一軒家などを眺めていると住人の生活をドラマのような視点で妄想してしまいます。そうしているうちにあっという間に時間が過ぎて、お腹がグーグーとなり、近くにある定食屋を適当に探して駆け込みます。

 立ち寄る店は、ガイドブックに載っている店ではなく、当たりかハズレかはわからないが散歩中に出くわした個人経営の料理店。でも、そうやって入った店でも、大抵の場合ハズレは少ないもの。個人経営の料理店は味が良いから長年続けられてきたという自負がある。さらにチェーン店では到底味わえない独特の味覚が堪能できる。とんかつ一つとっても微妙に異なる味が何とも楽しい。

 その駅ごとにB級グルメを堪能し尽くす楽しみ方もあります。 なんか孤独のグルメのようですが~。

〇シティホテルでの贅沢

散策だけではありません。それは外国人が海外旅行先として東京のホテルを楽しむように、東京のシティホテルを楽しむこともできます。贅沢を言えば、湾岸エリア。やはり、東京湾と東京の夜景を堪能できるエリアは最高。次は、品川エリア。品川はどことなく不思議な品があります。それでいて脚光をそれほど浴びている街でもありません。そんな隠れ家のようなところが私好み。実際、品川にはシティホテルが結構数ありますのでコストパフォーマンスの良いホテルを探せます。さらに、駅近くのカフェも生活がないのもポイントです。そんなカフェでのんびりしながら、ホテル籠りをするのは極上のひと時でしょう。

〇都会にいる幸せ

 東京は様々な顔を持っています。その顔を安い電車賃で自由に周れることの幸せを再認識したい。もし私が地方に住んでいたら、東京に来ること自体が旅行になってしまう。そうなると月並みの観光地だけを堪能するだけで終わってしまう。しかし、そこには住んでいるがゆえに堪能できる娯楽もある。

東京には様々な切り口で楽しめる要素がたくさんある。そういった素材を使って東京を最大限に楽しみたい!


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