疑似空港感の簡易ホテル:ファーストキャビン(大阪福嶋)
1.ホテル選び
私はホテルでゆっくりするのが好きです。さらにグレード高いホテルを特別価格で泊まれればなおさら嬉しい。実際、リーマンショック後の数年間はそういう機会に恵まれました。こんなホテルがこんな値段で泊まれると思うような価格設定をしていた。しかし、アベノミクスが始まり、日本の景気が上向いてくると同時に中国や韓国などの訪日客が増えてきてホテルの宿泊料金が高騰して、かつての料金では宿泊できなくなってしまった。
ファーストキャビンは、簡易ホテルの位置づけなので、宿泊料金高騰の憂き目にあわなかった。そういった点でこのホテルを計5回程度に宿泊しました。しかし、コロナ禍とともに休業した。寂しい限りです、
2.ファーストキャビン(大阪福嶋)
このホテルのコンセプトは、おしゃれな簡易ホテル。これに尽きるでしょう。ネーミングも飛行機のビジネスクラス、ファーストクラスになぞらえている所が旅行好きの心くすぐります。まさに旅行好きな若い男女等をターゲットにしているのが分かります。
宿泊客も簡易ホテルといってもドヤ顔した人は少なかったような感じで、私が見る限り、男女関係なく小ぎれいな格好をしたビジネスマンが多かった。
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https://first-cabin.jp/hotels/22より引用 |
3.宿泊時の光景
夕方7時頃、旅人気分で、私はこの施設に到着。チェックインを軽くすませ、ラウンジのポットでカップ焼きそばを作る。焼きそばができるまで家から持ち込んでいたオレンジを食べて、ボーっとしていた。3分経過し、久しぶりにカップ焼きそばを食べはじめる。意外とうまい。小奇麗なラウンジには、若いサラリーマンがパソコンに向かって仕事をしている。その光景を眺めながら、私はカップ焼きそばを食べた後、自分の寝室に向かった。
簡易ベッドだけの小さな空間ではあるが、小奇麗ではあるので居心地はそれほど悪くはない。そして荷物等を整理した後に大浴場に向かう。
このホテルの大浴場は広い空間を一人で独占できるのでとても気に入っている。当然であるが築年数も浅いので非常に綺麗な浴場だ。そしてPM7時頃ということもあり浴場には誰ひとりいない。浴場には音は小さいがJAZZが流れているので優雅なひとときにもなる。こうなるとシャワーを浴びて⇒体を洗って⇒、湯船につかり⇒シャワー浴びて⇒湯船につかりの繰り返しで1時間ほど浴室に籠る。他人から見たらバカと思われるかもしれないが自分にはこれが楽しい。
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https://first-cabin.jp/hotels/22より引用 |
寝室にはベッドのスペースしかないので書き物はできない。ただ無料wi-fiが使えるのでベッドで様々な調べものをする。そうしている内に睡魔が襲ってきて、時間を見ると11時ちょっと前に寝たことになる。それで眠りに入るとお酒から帰ってきた客も自分の空間に入る音が聞こえてくる。簡易宿泊施設なので廊下を歩く音などは防げない。でもファーストキャビン側は、そういった音を嫌がる人の為に耳栓を配布している。そうやってファーストキャビンの夜はあっと言う間に過ぎてしまう。こんな時間の過ごし方もたまには良いものである。逆に外に出て飲みに行くほうが、ストレスが溜まる。
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https://first-cabin.jp/hotels/22より引用 |
そして朝を迎える。朝食は受付の脇にあるカフェスペース。ここもなかなかおしゃれな内装が施されている。朝食もヨーロピアンな感じで、野菜とパン、スープ、そしてハヤシカレーなどがあった。私はハヤシカレーを食べた。美味しかった。その後、窓からのコーヒーを飲みながら、国道2号線の車の流れをぼんやりと眺めていた。それを眺めながら、軽くネットでNYのマーケット情報を眺めていた。そうしている内に1時間はあっという間に過ぎてしまう。時計を見ると午前8時を回った。チェックアウトの時間が迫ってきた。有意義な時間を名残惜しむようにしてホテルを後にした
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https://first-cabin.jp/hotels/22より引用 |
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