(ファンタジー探訪:空港/飛行機編)ANAラウンジ(千歳空港)体験談

 

1.千歳空港へ直行

 札幌出張の役目も終え、快速エアポートで札幌から千歳空港に直行します。そういえば、千歳空港のANAラウンジは使ったことがありません。今回は利用してみたくなりました。  

 理由は、おいしいビールを飲みたいからです。羽田空港のANAラウンジでは飲めなかったのでリベンジです。千歳空港に着いてから飛行機の離陸時間までは1時間30分程度あります。コロナ禍がなければ、飛行機の便を遅らせてラウンジ籠りと意気込むのですが、このご時世を考えると早めに家に帰った方が良いという気持ちが優先します。

 なので、1時間程度のラウンジ籠りで我慢することにしました。そう決めたら、空港の手荷物検査後は、そのままANAラウンジに直行です。

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2.ラウンジを堪能

 ラウンジは当たり前ですが、その醍醐味は快適な空間を楽しむことにあります。ドリンク類は羽田のANAラウンジと変りません。それ以外は窓から飛行機の離発着を眺めることが出来るといったところですか。
 ラウンジ内はそれほど混雑していないので、奥のソファで快適に過ごします。ラウンジにいると、不思議と心が落ち着きます。日常のざわつきから解放されるというか、これは私の思い込みに近いのですが別次元の世界にいる気分になります。

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3.アルコールを堪能

 行きの便で利用した羽田空港のANAラウンジは、コロナ禍でアルコールストップ。そういったこともあり、千歳空港では、是非ともビールを飲もうと意気込みました。
 出張疲れというか何故かアルコールが飲みたくなったのです。そういう気持ちになることは非常に珍しいのですが。。。。
 そして、冷えたコップを片手に、ビールサーバでビールを注ぐ。泡が何ともそそられます。それとつまみを持って自分のソファに向かいます。ソファに座って、ビールをごくりと飲む。「美味しい!。いや~、感激!」。そしてつまみを食べる、至極の一時です。仕事の疲れも吹っ飛びます。
 そして窓から飛行機が離陸していく情景を見ながら。もう一口をごくり!。 気持ちが少しづつ落ち着いてきます。「空港内で飲むビールはラウンジに限る」そんな気分に包まれます。
 そして、ビールを飲み干しても、今日はなぜか、もっとアルコールを飲みたい気分です。ビール2杯はきついので、今度は焼酎に移ります。
 たしか「黒霧島」だったと思います。これも美味しい。つまみを頬張って、焼酎をグイグイと飲み干してを繰り返していたら、なんと焼酎を3杯も飲んでしまいました。今日は大酒飲みです。珍しく。
 普通ならば、アルコ―ル類は一杯だけにして、コーラなどに切り替えるのですが、なんか、疲れのためなのか、脳を酔わせたいためなのか?。アルコールを要求しているのです。実際はその両方が理由です。
 ラウンジでは、多くの人が静かにお酒を楽しんでいます。なので私も気持ちよく酔うことが出来ます。一人で気持ちよく酔える空間。私にとって数少ない場所でもあります。

 

4.窓からの眺めと妄想の世界への誘い

 千歳空港のANAラウンジでは、窓から飛行機が離陸する光景が見れます。そんな光景を眺めながらビールを飲む。何とも気持ちの良いひと時です。

 でも、千歳空港も所詮、地方空港です。どことない寂しさが漂ってきます。ラウンジ籠りも千歳クラスが限界かなと感じてしまいます。
 私は、不意にYouTubeにアクセスします。それはスティービーワンダーの「SuperWoman(Where were you when I needed you)を聞きたくなったからです。しっとりしたバラードです。

 この歌の歌詞の断片をモチーフに、私は北海道を舞台とした物語を描き始めました。主人公の彼女が、夢を抱いて東京に上京しようとしている姿と、それに対する主人公の複雑な気持ちの情景がオーバラップ。「Very Well I believe I know you」と二人の関係が消えていきそうな思いを寂しげに歌い上げているのです。

 そして、メドレー形式で、Where were you when I needed you.に移って、その後の二人の関係のすれ違いをとくとくと歌い上げています。勝手な妄想ですが、歌詞の断片がその妄想にぴったりはまるのです。それが高じてくると、ちょっとした短編小説が作れそうです。
 アルコールの酔いも重なり合って、ヘッドフォンから流れる歌と、窓から離陸する飛行機をみているうちにちょっとした失恋ストーリーが私の中で展開しています。 ラウンジ籠りをしていたら、物語のストーリーは綴れそうです。後で推敲できる代物かはわかりませんが。
 そうです、千歳空港ではオシャレなJAZZを聞きたいという気持ちになれませんでした。ANAラウンジという同じような空間でもその場所独特の匂いというか雰囲気がラウンジ内に満ちています。

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5.コロナ禍ではラウンジ籠りも躊躇する。

 自分の便がどうも定員越えなのか、他の便に変更したら1万円プレゼントするという旨のアナウンスが流れています。コロナ禍がなければ、颯爽と応募します。どうせ、ラウンジ籠りを楽しんで時間を潰せばよいだけなので苦になりません。

でも、なんかコロナが怖いし。家に夜遅く帰るのも気が引けるので応募はパス。やはり健康管理は大切です。

 ラウンジ籠りは私の好きなことの一つです。でも、コロナ禍の今、主要なラウンジではアルコールがストップされています。ラウンジ籠り以外でも、コロナ禍で心置きなく楽しむことが減っています。いつになったら正常に戻るのでしょう。デルタ株、ラムダ株。なんか、これからも変異株が出てきそうです。

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6.飛行機搭乗

 時間が来たので、ラウンジを出て搭乗ゲートに向かいます。羽田空港と違いラウンジから搭乗ゲートまでの距離が短いので移動が楽です。そして、飛行機の中へ。今回はテレビモニタ付きではありませんした。オーディオもお気に入りのJAZZ番組がなかったので、パソコンを開いて、先日宿泊したJRInnの宿泊記のメモを開始。そのうちに、先ほどラウンジで飲んだ酒のせいで、軽い頭痛となります。やはり、結構な量のお酒を飲んでいたようです。そうなると、飛行機のドリンクサービスはオニオンスープです。塩分を体に補給しますす。
 そして、パソコンに向かっていると1時間があっという間に過ぎます。
 気が付くと羽田まであと15分。窓越しに頭上からの東京を眺め、羽田に到着、あとはモノレールに乗って家までの帰宅です。

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