(旅行スタイル)私の旅行感

 

 

 (私の旅行感) 

初めに断言するのもよくないのですが、私は日本国内旅行があまり好きではありません。なぜ?それはワクワクする空間がすくないからです。

  飛行機も国内だとワクワク感は半減します。空港にいたっては、北から千歳、羽田、関西、伊丹、福岡空港までが合格点。しかし、千歳空港は合格点でも札幌に行くぐらいしか食指が湧きません。福岡空港なら北九州市くらいまでです。このように私の旅行はあまりにも偏向気味です。あと、那覇空港は東南アジアを彷彿させる別の意味でワクワク感があります。それ以外の空港には全く食指が湧きません。旅行好きから見るとふざけるなと言われそうですが、ワクワクしないんだからしょうがありません。

 国内で出かけたいエリアもはっきり言って狭いです。都心なら成田から横浜まで、関西なら京都~大阪~神戸までです。それ以外の街でそれなりのホテルに泊まってホテル籠りを楽しもうとしても、街の散策もしてもなんか満たされない気持ちになります。どう表現して良いかはわかりませんが心がそう言っているのでその気持ちに逆らうわけにはいきません。         

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 逆に都心でホテル籠りするのは好きです。さらにきれいな夜景を眺められるホテルならなおさらです。JAZZを聴きながら好きなことをしているだけで、日常のざわつきから解放され心が癒されます。

 でも、会社に近いホテルはだけはそんな気持ちを遮る何かが働くので避けます。

 結論付ければ、私の国内旅行は都心の趣のあるホテルにスペシャル価格で泊り、ホテルを堪能しながら周辺の名所を軽く散策するというスタイルに落ち着きます。


(東南アジアの幸せ)

 私は東南アジアが好きです。東南アジアに行くと、なんというか不思議な開放感に浸れます。それだけでなく東南アジアの人たちといると自分達と近い親近感も湧いてきます。そりゃ~、自分達の周りにも肌が薄黒い人が結構いますけど、その人達と何も変わりません。だからなんでしょう、アフリカや南米、西欧では得られない距離感に包まれてしまいます。

 そんな東南アジアに何度も旅行で訪れていますが、その時に思う事は、「数年間じっくり腰を据えて生活してみたい」ということです。では、実際にどこ住むのかということになりますが、私はかつてはバンコクを第一候補に挙げていました。マイペンライという言葉に象徴されるようにタイ人の持つのんびり感が私の感性にはまります。

 しかし、今となっては、マレーシアのクアラルンプールを選びます。それは、街が東京と変らないくらい整備されていて綺麗であること。さらに綺麗なコンドミニアムがお手頃価格で住めてしまうことが私にとっての大きな魅力になっています。どうも、年齢を重ねてくるうちに、綺麗な場所でないと住みたくないという気持ちに変化してしまうようです。又、シンガポールほどではないですが、英語が使えるという点も大きいです。

 そんなクアラルンプールでは、まずプール付きで日本のタワーマンションを思わせるコンドミニアムを手ごろな値段で探すことから始めます。やはり快適な住環境は必須条件です。綺麗な夜景が見られたらなおさらグッドです。そして、仕事を探しです。仕事は英語をベース(格好いいですね!)に外資系企業で給料は安くてもいいから程々な仕事を探します。あくまでも私生活重視です。それが片付いたら、楽しい東南アジアライフが始まります。


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 コンドミニアムでは、クアラルンプ―ルの夜景を見ながらJAZZを聞いて、投資分析に精を出します。初めは、毎日がホテル暮らしのようで寝不足になりそうです。そして、休日は近場を散策、そしてカフェなどで街並みをゆったりと観察。そして時々、マニラ、バンコク、ジョホーバルなどの近隣の街への小旅行を楽しみます。のんびり投資家とのんびり旅行、そしてのんびり生活。すべてがのんびりになります。


 しかし、このような生活を思い描いても、投資家視点で一つ気にかかることがあります。日本の国際競争力の低下です。この20年間に東南アジアは日本に猛追しております。シンガポールは1人当たりのGDPが日本を抜きました。マレーシアも1万ドルに達しています。実際、表向きの物価は日本が上ですが、商品の品質も考慮すると、今や100円ショップのクオリティを見れば分かるように日本の方が実質的に値段が安いという商品も少なくありません。

 このように時が経つにつれ、日本と同等になっていく現状の中で、私の書いている話もいつの間にか人生の勝ち組だけしか謳歌できない桃源郷になる日も遠くないような気がしてなりません。


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