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1月, 2025の投稿を表示しています

ジョージのMySweetlordは大瀧詠一的盗作手法

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 ジョージの「My Sweet lord」は、The chiffons「 He's so fine」と瓜二つ。結局裁判で負けて盗作になってしまう。そもそもジョンもポールも他人の曲をコード進行を引用しながら別の曲に仕上げてしまうことが珍しくなかったので、そういった点ではジョージも忸怩たる思いであろう。 𝙏𝙝𝙚 𝘾𝙃𝙄𝙁𝙁𝙊𝙉𝙎𝙂𝙀𝙊𝙍𝙂𝙀 𝙃𝘼𝙍𝙍𝙄𝙎𝙊𝙉 - My Sweet Lord / 𝙏𝙝𝙚 𝘾𝙃𝙄𝙁𝙁𝙊𝙉𝙎 - He's So Fine - stereo  こういった手法を表向きにしていたのが大瀧詠一。この人の作品の多くは誰かの作品の引用だらけ。  でも、ジョージと共通することは原作以上の作品に仕上げているところ。ジョージの「My Sweet lord」は原作より高い完成度と芸術性を兼ねしなえている。  大瀧詠一も同じで、だからこそファンは彼の作品を崇めている。

古き良きタイランド

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 youtubeは便利です。 発展が著しい東南アジアの昔の姿をパンパシフィックエアラインが旅行者視点から撮影したビデオ。 こういったビデオは非常い貴重です。 古き良きアメリカ人の海外旅行の雰囲気を感じ取れるだけでなく、ザ元祖リッチパッケージツアーも垣間見ることができます。  世界中で古き良き景色がなくなっていく。寂しいですね。

「黒革の手帳(1982)」での山本富士子の女優の迫力

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 「黒革の手帳」は幾度にわたってテレビでリバイバルされている名作です。私は、1982年版が原作の雰囲気を表していると思う、  銀座のクラブはかつては、社会的な成功者の集う場所、しかし、21世紀になると成功者はIT業界にシフトしていくことで次第に活気もなくなってきた。まさに、時代の流れというものです、 田村正和も、ブレイク前ですが金持ちの御曹司役が何とも似合います。 1982年版の見どころは、山本富士子の演技力。地味な銀行員ではまさにすっぴん姿を披露する一方、クラブのママでは化粧をばっちりして妖艶な姿を見せます。女優というのは、どんな役でも魅力的にこなすということでしょうか。            

チャーリーパーカによるJAZZのロックンロール的進化

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私はSMOOTHJAZZを好んで聞きますが、たまにはチャーリーパーカの力強いJAZZも聞きたくなります。  まさにJAZZをロックンロールに仕立てあげたような力強い演奏が何とも言えません。音質も80年前なのでよくはないのですが、それが不思議と快さが感じさせられます。  都会の夜景を眺めながら、こういった古めのJAZZを聴くことは何にも代えがたい極上のひと時です。私にとっては!   

黒く塗りつぶせ アウトローな矢沢永吉

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矢沢節がさく裂がするこの作品。 迫力がありすぎで、若い時にこの歌を聞いたら、はっきり言って怖いくらいだが、この年になって聞いてみると、力強い歌声が何とも言えない。 歌詞の中の そうさ朝から晩まで Night&Day いつも働きっぱなし Night&Day まるで犬ころみたいさ Night&Dayなのにもんなし Night&Day シャクな金持ちどもを みんな黒く塗りつぶせ  労働者階級的な反骨精神が何とも言えない。こういった歌詞を上手に表現できるのは、矢沢永吉の生い立ちからくる匂いなんだろうと思うけど。今の日本人ではこのような匂いを醸し出せる人はいないくなりました。    労働者階級の叫びがロックの源泉であることをまざまざ見せつけられるよなフレーズです。