インフレ襲来でビジホ籠りは遠くなりにけり
コロナ以前は、比較的安い値段で宿泊できるビジネスホテルも多かった。私も全てではないが、そして時系列でもないが、それなりに宿泊記を載せてきた。 そういった経験から言える事は、いろいろなビジネスホテルを上手に予約すれば、朝食付きで 5000 円~ 6000 円。キャンペーンなどを上手に利用すれば 4000 円台で宿泊することも可能だった。 その後、コロナでホテルの宿泊値段はさらに大きく下がった。こんな素晴らしいホテルが投げ売りのような価格で宿泊費を提示していたりした。 しかし、その後のインフレとインバウンド需要でホテルの宿泊代は爆騰し、現在に至っている。 私自身、いつかは 1 か月程度のホテル籠りを年に数回行うことを夢見ていたが、最近のホテルの宿泊費ではそれは叶わぬ夢となってしまったようだ。 ランクや場所を選べばできないことはないが、街が寂しくなっている地方都市や都会でも老朽化が著しいような宿泊施設やカプセルホテルの類のようなとこには泊まりたくない。 時代は、デフレから次のステージに移ったようで、今となってはコロナ前のホテル宿泊を懐かしんでもいけない。 栄枯盛衰といえば大げさだが。海外旅行などにもいえるが安く豪華にという時代ではなくなってしまった。 旅行好きにとって、発展途上国の物価が日本と変わらなくなっているという現実を目のあたりにするのは寂しい限りである これはアベノミクス経済政策である超金融緩和の結果であり、これ自体を論評するつもりはないが。